個人を特定することはもうできないし、
5年以上前だから「こんな授業があった」くらいしか
憶えてないからいいでしょう。
私が長い間働いてたのに就労支援施設に通ったのは、
「朝起きて、行くべきところ」がないと腐敗しそうだったから。
そこは純粋に就職を目指すところだったけど、
土日の午後は今よく聞くアンガーマネジメントとかの
やさしい心理学の授業だったんですよ。
薄いといってもそういうのは、勉強したこと
なかったので、自分的にためになるので
好きでした。午前中の自習はいやだったけど。
その時間で1回だけ「これはヘヴィすぎやしないか」と
いう授業があったんです。
目的を説明したけど、憶えてないけど、
多分「自分と向き合う」ことだったような。
円になって自分がなぜ今の状況になっているかを
話すという。形としてはアルコールやドラッグの
リハビリ施設の訓練で自分がなぜ、はまってしまったを
お互い話して自分と向き合うことと他人の話を聞いて
お互い同じ過ちはしないと心に叩き込むアレのよう。
お互い同じ過ちはしないと心に叩き込むアレのよう。
けど授業は治療目的じゃないから、参加は自由。
途中で辛くなったら退場も自由というものでした。
約束はいつも一緒の仲間だから、その人が話したことは
他言無用、あくまでその場の話で流すこと。
その場にいた人の大体が参加したけど、
なんせ、みんな何か傷を背負ってる人。
その話はヘヴィ以外の何者でもありませんでした。
元々、いかにも病んでるって人がいなかったんで、
普段の顔と背負ってる傷の重さのギャップが辛い。
すごく明るい子が、私なら自殺してると思う
傷を背負っていたり、話してる途中で
泣き出す人が何人も続出だったり。
私、ここにいていいのかと思うほど。
辛いんだけど、現実から逸らしてはいけないと
思いました。みんなそれなりの傷と闘いながら
ここに通ってるんだからと。
普段明るい子ほど深い傷を背負ってたのが
ショックでした。
話す人がみんな話したらそこで終了。
あの時間は、通った記憶の中で
強烈なできことの一つでした。
強烈なできことの一つでした。
そういえば国内のメンタルクリニックじゃ
時間が取れないからあまりしないけど、
欧米の映画のカウンセリングシーンに
同じようなのがあったような。
時間が取れないからあまりしないけど、
欧米の映画のカウンセリングシーンに
同じようなのがあったような。
一人に2時間とかかける、欧米のメンタル系の
診察やカウンセリング項目の一つとして、
辛かったことを話すってあるみたいです。
それを目指したのでしょうね。
CM
「17歳のカルテ」といえばアンジェリーナ・ジョリー。
メンタル系の映画としても名作です。
診察やカウンセリング項目の一つとして、
辛かったことを話すってあるみたいです。
それを目指したのでしょうね。
CM
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